環境省環境技術実証事業 説明会及び研修会(9/10東京開催)

既に実用化された先進的環境技術の中には、環境保全効果等について客観的立場から示された情報がないために普及が進んでいないものがあります。

環境省環境技術実証(ETV)事業は、そのような環境技術について、第三者機関(実証機関)が環境保全効果等を実証することでユーザーに信頼性の高いデータを提供するものです。環境省は実証された環境技術に対し、ETV ロゴを付与し、実証報告書(概要版含む)を環境省ウェブサイト等で公表します。環境技術の所有者(メーカー等)はこの ETV ロゴや実証報告書を活用して自社製品の販売促進に繋げることが可能となります。

また、実証の過程において、得ることのできた専門家のアドバイスを自社製品の開発に活かすこともできます。環境技術のユーザーは信頼性の高いデータを参考にして技術を選定できるようになります。

ETV は平成 28 年に国際規格(ISO14034:2016)が発行され、今後国際的にも普及することが期待されています。 平成31年度から、対象とする技術の範囲が広がり、これまで実証することができなかった環境技術も実証することが可能となりますので、環境技術に関係するより多くの方々に ETV を知っていただけるよう、説明会及び研修会を開催することになりました。